○豊後大野市新規就農者負担軽減対策農作業サポート支援事業補助金交付要綱
令和3年6月4日
告示第149号
(趣旨)
第1条 この告示は、大分県新規就農者負担軽減対策事業実施要領(令和2年4月1日付け新経支第1917号)及び大分県新規就農者負担軽減対策事業費補助金交付要綱(令和2年4月1日付け新経支第1927号)に基づき、認定新規就農者の周産期における代替労働力の確保に要する経費に対し、予算の範囲内において豊後大野市新規就農者負担軽減対策農作業サポート支援事業補助金を交付することについて、豊後大野市補助金等交付規則(平成17年豊後大野市規則第50号。以下「規則」という。)に定めるもののほか、必要な事項を定めるものとする。
(補助対象者)
第2条 この補助金の対象者は、豊後大野市内に住所を有し、かつ、居住している夫婦のいずれかの者であって、次の各号のいずれにも該当するものとする。
(1) 妻が令和3年4月1日以後に出産し、又は出産する予定の者(以下「妊産婦」という。)であること。
(2) 夫婦のいずれかが農業経営基盤強化促進法(昭和55年法律第65号)第14条の4第3項に規定する認定を受けた者(以下「認定新規就農者」という。)であって、かつ、その配偶者が認定新規就農者又は認定新規就農者の青色事業専従者であること。
(補助対象経費等)
第3条 この補助金の対象経費及び補助額は、別表のとおりとする。
(事業計画の承認申請)
第4条 この補助金を受けようとする者(以下「事業実施主体」という。)は、豊後大野市新規就農者負担軽減対策農作業サポート支援事業計画承認申請書(様式第1号)に次に掲げる書類を添えて市長に提出し、その承認を受けなければならない。
(1) 豊後大野市新規就農者負担軽減対策農作業サポート支援事業(変更)計画書(様式第2号)
(2) 誓約書(様式第3号)
(3) その他市長が必要と認める書類
(補助金の交付申請)
第7条 補助金の交付を受けようとする事業実施主体は、豊後大野市新規就農者負担軽減対策農作業サポート支援事業補助金交付申請書(様式第7号)に次に掲げる書類を添えて、市長に提出しなければならない。
(1) 消費税課税事業者届出書(様式第8号)
(2) その他市長が必要と認める書類
2 事業実施主体は、前項の申請書を提出するに当たって、当該補助金に係る消費税及び地方消費税(以下「消費税等」という。)仕入控除税額(補助対象経費に含まれる消費税等相当額のうち、消費税法(昭和63年法律第108号)及び地方税法(昭和25年法律第226号)に規定する仕入れに係る消費税等額として控除できる部分の金額と当該金額に地方税法に規定する地方消費税の税率を乗じて得た金額の合計額に補助率を乗じて得た金額をいう。以下同じ。)がある場合は、これを減額して申請しなければならない。ただし、申請時において当該補助金に係る消費税等仕入控除税額が明らかでない場合は、この限りでない。
(補助条件)
第8条 補助金の補助条件は、次のとおりとする。
(1) 補助事業の内容、経費の配分の変更(補助金の額に変更を及ぼさない変更であって、次に掲げる軽微なものを除く。)をする場合は、豊後大野市新規就農者負担軽減対策農作業サポート支援事業補助金変更交付申請書(様式第9号)を市長に提出し、その承認を受けること。
ア 補助金の交付目的に反しない事業内容の変更(機械の種類、規模の変更以外の変更)
イ 補助対象経費の30パーセント以内の増減
(2) 補助事業を中止し、又は廃止しようとするときは、市長の承認を受けること。
(3) 補助事業が予定の期間内に完了しないとき、又は補助事業の遂行が困難となったときは、速やかに市長に報告し、その指示を受けること。
(4) この補助金に係る経理についての収支の事実を明確にした帳簿及び証拠書類等を整備し、かつ、これらの書類を事業が完了した日の属する年度の翌年度から起算して5年間保管すること。
(7) その他規則及びこの告示の定めに従うこと。
(8) 事業実施主体は、暴力団員(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。)又は暴力団(同法第2条第2号に規定する暴力団をいう。)若しくは暴力団員と密接な関係を有する者であってはならないこと。
(着手届)
第11条 事業実施主体は、補助事業に着手したときは、豊後大野市新規就農者負担軽減対策農作業サポート支援事業着手届(様式第13号)に次に掲げる書類を添えて市長に提出しなければならない。
(1) 雇用契約書等の写し
(2) その他市長が必要と認める書類
(完了届)
第12条 事業実施主体は、補助事業を完了したときは、直ちに、豊後大野市新規就農者負担軽減対策農作業サポート支援事業完了届(様式第14号)を市長に提出しなければならない。
(完了検査)
第13条 市長は、前条の事業完了届を受理したときは、検査員をして事業の完了検査を行わせるものとする。
2 補助金の交付方法は、精算払とする。
(1) 消費税等仕入控除税額確定報告書(実績報告書提出時に明らかな場合に限る。)
(2) その他市長が必要と認める書類
附則
この告示は、公示の日から施行し、令和3年度の予算に係る補助金から適用する。
別表(第3条関係)
補助対象経費 | 補助額 |
妊産婦が周産期(産前8週間産後8週間を基本とする)であることにより農作業が困難であり、当該妊産婦の行っていた農作業を補う目的で、世帯員又は3親等以内の親族以外の者を雇用する経費。 | 1日当たり11,000円、最長60日を上限とする。 |