公開日 2025年4月1日
最終更新日 2025年4月1日
この事業は、市民活動団体の先駆性・柔軟性を生かしたアイデア・ノウハウによって、より効果的な地域の課題解決、活性化、市民サービスの向上を目指すものです。令和6年度は11団体から応募をいただき、6団体の提案が採択されました。各団体より活動報告をいただきましたので、次のとおりお知らせします。
「こどもまんなか社会」推進の研修・啓発事業
団体名:NPO法人ここのね
映画「夢見る小学校」上映会&トークセッションと、こどもまんなかサポーター研修を行いました。映画上映会では、子育て中の方はもちろん、多世代の方に参加していただき、252人もの方にお集まりいただきました。上映会だけでなく、トークセッションも行うことで、教育の未来について大いに考えを深めることができる時間になりました。こどもまんなかサポーター研修は、市内3つのエリアで開催したことで、多地域の方に啓発を進めることができました。 延べ52人もの方に参加いただき、参加者アンケートでは、家庭内のコミュニケーションが改善されたと回答をいただきました。
人を生かすまちづくりを「共に考える」
団体名:豊後大野市共育塾
「まったなし!豊後大野市人口問題」をテーマに、共に考えるオープンフォーラムを2回開催しました。延べ89人の方に参加いただき、活発に議論を行いました。人口問題は教育(学校統廃合)・雇用創出・公共交通機関や公共サービスの低下など、すべての分野に関わってきます。問題解決のためには「人口減少は仕方がない…」からの意識改革が必要と考え、誰もが参加できる大人の学び場として、豊後大野市共育塾は8年間活動してきました。詳しくは豊後大野市共育塾のホームページに掲載していますので、興味のある方はぜひ参加していただきたいです(参加無料)。
ちとせ夏祭り
団体名:千歳を元気にし隊
千歳町には商業施設などが無く、子どもたちや大人の交流の場が少ないです。そこで、市外に行かなくても地元で子どもたちに思い出を作ってもらうために、夏祭りを開催しました。参加者は約400人で、12の出店者による出店や、かき氷の早食い大会、二人羽織などの市民参加型企画などを実施し、大変盛り上がりました。子どもから大人まで多くの人が集まり、多世代交流ができたことは、地域コミュニティの維持・活性化に繋がったと思います。今後も夏祭りを続け、地域の交流の場を創出していきたいです。
映画deわわわ 観て、学んで、話す。
団体名:わわわ
「分娩施設のない豊後大野市で安心して妊娠、出産、子育てができる環境ってなんだろう」のテーマのもと、映画「1%の風景」の上映会を行い、その後、講演会によりテーマの深堀を行い、ワークショップや交流会を開催しました。講師の方を変えて2回開催し、延べ115人もの方に参加していただきました。今回のイベントで地域、世代、性別の垣根を超えて交流が生まれました。今後も、地域との交流やつながるきっかけ作りを続けていきます。
技能実習生と市民とのより良い共生「豊後大野モデル」提案事業
団体名:グローカルおおの
多文化共生社会についての啓発のためのリーフレット作成や、外国人技能実習生主体のイベントの開催、技能実習制度についての講習会等を行いました。外国人技能実習生主体のイベント「多文化交流DAY」では、ベトナム、ミャンマー、インドネシアなど7カ国の方に協力いただき、多国籍料理屋台や文化体験コーナー、ごみ分別ゲーム等の時間を設け、延べ235人の方に参加いただき、地域の方と外国人がそれぞれの文化について、理解を深め合いました。今後も多文化共生“豊後大野モデル”確立のため、大分弁を話す外国人人口を増やすため、地道に活動を継続していきたいです。
第42回農大祭in大分県立農業大学校
団体名:大分県立農業大学校学生会
今回の農大祭では、広告入りポケットティッシュを作成して市内外さまざまなイベント等で配布し、広報活動の強化や、ゲストを招いてステージパフォーマンスをしていただくなど、イベントのグレードアップを図りました。イベントの開催を市内の方だけでなく、市外の方にも幅広くPRできたおかげで、来場者数は昨年度のおよそ2倍である約2,000人もの方に来場いただき、市の関係人口創出や、市の農産物のPRを行うことができました。今後も農大祭を通じて、多くの方に農業大学校や豊後大野市のPRをしていきたいです。