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コーナー展示 朝倉文夫と『上記(うえつふみ)』[前編]を開催します

公開日 2025年3月11日

最終更新日 2025年3月11日

コーナー展示 朝倉文夫と『上記(ウエツフミ)』[前編]

チラシ コーナー展示 朝倉文夫と「上記」[前編]

大友家初代能直の命によって行われたとされる、日本の古代の歴史をまとめた『上記(うえつふみ)』の編さんでは、朝倉文夫の先祖がその中心的役割を果たしたとされています。また、このことを中学時代に知った文夫は『上記』や日本の古代史に大いに興味を抱き、色々な研究も行って、『上記』と深い係わりを持ちながら生涯を過ごしました。
今回はこうした朝倉文夫と『上記』の関わりを写真パネル等により紹介します。

チラシ[PDF:4MB]

1.事業名

コーナー展示 朝倉文夫と上記(うえつふみ)

2.趣旨

『上記』は鎌倉時代、豊後国守護職となった大友家初代能直の命により、わが国の天地開闢の時代から神武天皇の御代までを整理・編集した神代史・上代史書。1223(貞応2)年編纂されたとされている。

この『上記』については、『古事記』『日本書紀』にも匹敵する貴重書とする人もいるが、本書がある種特殊な「神代文字」(豊国文字)で書かれている等のことから、これを疑問視する人もいる。

ただ、この『上記』の編纂に直接携わったとされる7人の中に朝倉家の先祖朝倉信舜がおり、信舜はその編纂の中心的な存在であったとされていることから、朝倉文夫は中学時代から、これを教えられたことをきっかけとしてわが国の神代史・上代史に大いに興味を抱くようになり、生涯に亘り、さまざまな形で、『上記』の世界と接している。

本コーナー展示は、その朝倉文夫が『上記』の世界とどのように接し、どのような係わりを持っていったのかを可能な限り明らかにすることを目的としている。

3.展示内容

解説パネル 約20枚(A3サイズ)、実物展示3点(書籍)、写真パネル 21枚(A4サイズ)

4.会期

令和7年3月29日(土曜日)~5月18日(日曜日)
※月曜日休館(月曜日が祝日の場合は翌平日)
※開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)

5.会場

朝倉文夫記念館 第3展示室

6.観覧料

朝倉文夫記念館の入館料にて観覧できます。

・大人 500円(400円)
・小中高生 200円(160円)
カッコ内は20名以上の団体料金

※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方とその介護者(1名)は無料

7.主催

豊後大野市(朝倉文夫記念館)

お問い合わせ

まちづくり推進課 朝倉文夫記念館
電話:0974-72-1300

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