8月は、差別をなくす強調月間です。豊後大野市では、23日にエイトピアおおので、24日に朝地公民館と犬飼公民館で「差別をなくす市民のつどい」を開催しました。
　平成28年に部落差別解消推進法が施行され、法律に基づいた差別のない社会づくりを進めているところですが、インターネット上では部落差別を助長するような書き込みが後を絶たず、更なる啓発が必要です。
　今年は、大分県水平社が設立されて100年の節目の年になることから、「差別をなくす市民のつどい」では、奈良県にある水平社博物館の駒井忠之館長さんにお越しいただいて、講演会を開催しました。
　講演の中で、駒井館長さんからは、水平社宣言を構成する綱領、宣言、則、決議について詳しく解説していただきました。また、水平社の設立に携わった方々の自由、平等、尊厳を求める思いを語ってくださいました。
　本市において、一人ひとりの人権が尊重され、明るく住みよい地域づくりが進められることを願っています。