公開日 2023年11月7日
最終更新日 2023年11月6日
豊後大野市の65歳以上の高齢者数は約15,000人ですが、このうち認知症を発症されている方は約2,100人と推計されています。つまり高齢者の7人に1人が認知症を有しており、認知症は身近な病気となっています。
また、認知症が進行すると自分の意思を周囲に伝えることが難しくなるため、家族を含めて事前に相談しておくことが重要です。
このような状況から、認知症に対する理解を深め、住み慣れた地域で自分らしい生活を続けられるように、エイトピアおおので「認知症と終活を考える会」を開催しました。
当日は、まず映画「ぼけますから、よろしくお願いします」が上映されましたが、主人公の高齢の夫が認知症の妻をいたわる言葉に思わず涙しました。
続いて、大分大学医学部附属病院の木村先生から「明日からできる認知症予防」の演題でご講演をいただきました。認知症を予防するために、適切な運動、睡眠、食事が大切であることを教わりました。
私も、もうすぐ65歳になりますので、認知症を自分事として捉え、人生をどのように生きていくのか考えるよい機会になりました。