公開日 2023年2月22日
最終更新日 2023年2月21日
令和5年2月19日、犬飼公民館で「犬飼町防災士会スキルアップ研修」が開催され、犬飼町の防災士12名が受講しました。
今回は、講師に特定非営利活動法人・大分県防災活動支援センターの川村正人さんをお招きして、「災害時タイムライン」について学習しました。
タイムラインとは「時間を追って整理した行動計画表」のことで、企業や自主防災組織のタイムラインなど様々なものがあります。
台風や大雨で水害の危険が想定されるような場合には、事前に気象情報を入手して身を守る行動をとることが必要です。
家庭のマイタイムラインでは、避難するタイミングは国や自治体が発表する災害レベルのどの時点か、河川の水位がどこまで上昇した時か、家から何を持ち出すか、避難を支援するべき人が近所にいるかなど、あらかじめ想定しておくことで、避難の準備と心構えができます。
また、やむを得ず屋内で安全確保をする場合も、水や食料・薬の確保ができているか、電気・ガス・水道・トイレの使用ができるか考えておくことで、自宅で支障となることが洗い出せます。
参加者は、長谷・犬飼・戸上地区の3グループに分かれて、地域の浸水想定地域などの資料を見ながら自主防災組織のタイムラインを作成して、避難行動について検討しました。
防災士の皆さんには、この研修で学んだマイタイムラインの作り方を地域住民が知る機会を設けていただき、地域の防災を考えるために役立てていただきたいと思います。
お問い合わせ
犬飼支所 市民係
電話:097-578-1111