公開日 2022年8月22日
最終更新日 2022年8月18日
千歳町高添区の甲斐一成さん宅の庭先で、数十年に1度咲くというとても珍しいリュウゼツランが開花しています。春から伸び始めた茎は高さ6メートルほどになり今月初めよりたくさんの黄色い花をつけています。房状の花は、高く伸びた茎に段々に20房以上に分かれて咲いており、下の段から上の段へと順々に咲いています。
リュウゼツラン(竜舌蘭)は、アメリカ西南部やメキシコが原産地で、肉厚の葉にとげがあり竜の舌に例えられたことが由来しています。100年に一度開花するという英名:センチュリー・プラントの別名もあります。
甲斐さんによると、「植えられた経緯は定かではないが、2007年に92歳で亡くなった父親からも開花の話は聞かなかった」とのことで相当な年数が経っているのではないかと推測されます。1999年に現在の場所に移植したそうで、普段はかさばる葉を切り落としたりしていたそうです。
暑さにも負けず、空へ向かって多くの花を咲かしている姿は目を見張るものがあり、植物の生命力の凄さが感じられました。
なお、甲斐さん宅にはもう1本リュウゼツランがあり、その開花もいつなのか楽しみです。
▲たくさんの黄色い花を咲かせたリュウゼツラン
▲屋根より高いリュウゼツランの偉容。
▲夏空に向かって咲くリュウゼツラン
▲リュウゼツラン葉の部分。竜の舌に見えますか。
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