公開日 2021年11月11日
最終更新日 2021年11月10日
令和3年10月29日(金曜日)に千歳小学校(6年生19名)で味噌造り体験講習が行われました。
これは、「まちづくり千歳」の味噌造り部会長・橋本まゆみさんの指導で、千歳町で古くから造られている「ちとせ味噌」の手作り体験講習です。
味噌は、普段の料理に使われる身近な調味料ですが、今まで味噌造りを体験した子どもは数人で、ほとんどの人が初めての手作り体験でした。
味噌造りの材料は麦麹と大豆、塩の三つです。作業手順を教わりながら班に分かれてみそ造りを進めていきました。大豆を圧力鍋で煮るところから始まり、大豆をフードプロセッサーにかけ、塩を入れて練り、最後に麦麹とよく混ぜ合わせ、ビニール袋に空気を抜きながら入れて出来上がりです。これを暗い部屋においておくと来年の5月連休過ぎから食べられるそうです。
それぞれ一人3キログラムの味噌が出来上がり、今後は自宅に持ち帰り保管します。子どもたちは、自作の味噌に「出来上がりが楽しみ」と話していました。
作業の待ち時間には質問コーナーを設け、ちとせ味噌とほかの味噌との違いや色が変わるのはなぜか、つくる時期についてなどの質問があり、それぞれ受け答えがありました。手作りのちとせ味噌は、香りがとても良く味も良いそうで仕上がりが楽しみです。
味噌造り体験講習の一般募集のお知らせ
日時:12月12日、26日 9:00から11:00 (毎月第2、第4日曜日開催予定)
場所:千歳公民館(豊後大野市千歳町新殿706番地1)
定員:各日8人
参加料:1,200円
申込先:まちづくり千歳(事務局・廣瀬淳一) 電話090-5021-4199
▲煮て蒸らした大豆をザルに打ち上げます。
▲煮汁を切った大豆をフードプロセッサーにかけてペースト状にします。
▲大豆をボウルに取り出し塩を入れ練り、麦麹を入れてまたよく練ります。
▲作業の合間の質問コーナー
▲出来上がった「ちとせ味噌」を持つ6年生。これから半年寝かせると濃い茶色に変わっていきます。