公開日 2021年11月5日
最終更新日 2021年11月2日
令和3年10月28日(木曜日)、まちづくり千歳(会長 沓掛義範)の会員8名が千歳中学校3年生12名と千歳の将来について語り、これからのまちづくりに活かすための懇談会を開催しました。
中学校では、これまで社会の授業で政治、地方自治、地域の課題などを勉強しており今回の懇談会で実際に自分たちの住む地域のことを採り上げて学びの場としています。
中学生は、まちづくり千歳からの事前アンケートを受けて、千歳町を魅力ある町、活気ある町にするために5つのグループに分かれて取り組みの提案を発表しました。どの発表も「20年後の千歳町が現在のようなコミュニティが続いていて欲しい」、また「将来も千歳町に住みたい(帰ってきたい)」という3年生の思いの詰まったものでした。
発表した提案事項は次のとおりです。
・イベント、まつりなどを通して、賑わいを創る取り組みとして・・・ ふるさと振興際の復活、独自イベント実施
・新しい校舎が建設されることで、旧校舎や遺産などを活用する取り組みとして・・・ 戦没者慰霊碑や転圧ローラー、広い校庭を活用した平和公園の設置
・生活に不便を感じる人をなくすために、お店などを誘致する取り組みとして・・・ コンビニや移動販売店の誘致
・子どもや若い人が移住してくるような住宅建設や空き家活用、移住誘致などの取り組みとして・・・ ツイッターやインスタなどのSNS活用。公営住宅の公園美化
・豊かな自然、花ひろば、歴史や文化など、千歳の良さを生かす取り組みとして・・・ 山に桜・紅葉の植林、市外からの農業体験、文化財・ひょうたん祭り、幸寿のPR
各提案発表ごとに、質問や意見を交わした後、まちづくり千歳のこれまでの取り組みに対する感謝とお礼やこれからの取り組みへの期待のことばをあわせて発表しました。お互いに共感や発見があり、協力してこれからの千歳町を盛り上げていくことを確認する良い場となったようです。
最後に、まちづくり千歳の廣瀬淳一事務局長より、「中学生からたくさんの提案をいただいて勇気をもらいました。皆さんの思いを実現できるように頑張ります。」とお礼のあいさつがあり終了しました。
▲まちづくり千歳の参加者の自己紹介のようす
▲中学生がタブレットとディスプレイを使いグループごとにまちづくりの提案をするようす
▲提案発表の合間に互いに意見交換するようす
▲懇談会の終りにまちづくり千歳の廣瀬淳一事務局長がお礼のあいさつをするようす