公開日 2021年6月11日
最終更新日 2021年6月10日
「おまもり子猫」の愛称は「あいにゃん」に決定!
令和3(2021)年3月2日の公開から5月31日まで、「おまもり子猫」の愛称を募集し、記念館内に募集箱を設置しましたところ、106名の方からのご応募がありました。中には、郵送で遠くからご応募くださる方や、わざわざ名前を応募するために足を運んでくださった方もいらっしゃいました。ご応募いただいたみなさま、誠にありがとうございました。
集計の結果は、
施設名である「愛の園生 朝倉文夫記念公園」に関連した愛称・・・
「愛ちゃん」、「愛にゃん」、「朝ニャン」、「朝子ちゃん」、「フミニャン」など 22名
平成30(2018)年に設置した、巨大寝ころび招き猫「福猫ふくにゃん」に関連して「幸福」の「幸」の字を用いた愛称・・・
「幸(こう)ニャン」、「幸猫 さちにゃん」、「さっちゃん」、「ゆきちゃん」など 11名
「おまもり子猫」の名前にちなんだ愛称・・・
「まもにゃん」、「まも子」、「まもるん」など 8名
という順番でした。
ほかにも、チャームポイントの金色のキバや、作品素材のスギにちなんだものや、「夢がかなうよう」と「夢」に関連した名前も見られました。
こうした状況を踏まえて、今回の「おまもり子猫」の愛称は、その響きがよいこともあり、「あいにゃん」に決定しました。
前回の「福猫ふくにゃん」(写真右)ともども、「あいにゃん」(写真左)もかわいがっていただけたら幸いです。
「おまもり子猫」の企画について
愛の園生(そのう)朝倉文夫記念公園は、平成3(1991)年3月28日に開園し、令和3(2021)年で開園30周年を迎えます。
これを記念して、大分県で平成30年度に開催された「第33回国民文化祭おおいた2018・第18回全国障害者芸術・文化祭」の際に展示し、人気を博した豊後大野市の特別企画「巨大寝ころび招き猫」に引き続いて、東京藝術大学の講師及び大学院生らによって新たな猫の作品「おまもり子猫」を豊後大野市の木材を使って制作し、展示するものです。
これによって、より多くの方々に彫刻にしたしんでいただき、「猫」を重要な作品の題材としていた当市出身の彫刻家 朝倉文夫の作品の魅力を、記念公園の開園30周年を機に、あらためて県内外にアピールすることを目的としています。
撮影:竹内康訓
「おまもり子猫」について
この作品は、愛の園生 朝倉文夫記念公園開園30周年を記念し、「令和2年度国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭市町村レガシー事業」として大分県の補助を得て作成しました。
制作したのは、朝倉文夫の母校である東京藝術大学非常勤講師の山口桂志郎先生と同大学の卒業生、院生等5名。
当初は、平成30(2018)年の国民文化祭の時に制作した「巨大寝ころび招き猫」と同様、当園にて制作する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、令和3(2021)年2月5日から19日までの間、千葉県で制作されました。
制作にあたっては、平成30(2018)年の制作メンバーの一人であった山口先生が指揮をとって、今回の制作者の方々と検討いただき、「おまもり子猫」として制作しました。
朝倉文夫のふるさとである大分県、豊後大野市、この地域の人々、そして朝倉文夫記念公園を守るという意味合いの名称です。
時折、この公園を訪れてぜひ楽しんでください。
【展示場所】 朝倉文夫記念館横 円形広場
【作品のサイズ】 高さ約2m、幅約1.5m、奥行約1.8m
【作品の素材】 豊後大野市産のスギ
【主催】 豊後大野市
【共催】 大分アジア彫刻展実行委員会
※屋外展示のため無料公開
制作者
東京藝術大学美術学部彫刻科 非常勤講師 山口 桂志郎
卒業生 山崎 千里
修士1年 アイザック レオン
修士1年 竹野 優美
修士1年 堀内 万希子
おまもり子猫ができるまで
千葉県での制作の様子 令和3(2021)年2月5日~2月19日
(写真提供:山口桂志郎氏)
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