計画の策定にあたって

計画の趣旨

本市は、農耕に適した気候や豊富な水資源等、”豊かな自然の恵み”により、古くから農業を基幹産業として発展してきました。しかし、少子高齢化による人口減少の急速な進行や、都市部及び市街地への人口流出等により、本市の農業は他産業に比べ高齢化が進んでいます。
第4次農業振興計画では、農地集積の推進による効率化や水田の畑地化、スマート農業等の先端技術の導入等による農業構造の転換を進め、将来の農業を担う経営体の育成に努めるとともに、女性や生涯現役世代への支援等、多様な人材の活動を支援します。また、畜産業では定休型ヘルパー組合を設立し、生産者の労働環境を改善するとともに、新たな就農者の確保を目指します。さらに、農業者の高齢化や担い手・後継者不足で危惧される集落の生産・生活基盤や地域コミュニティの維持・活性化を新たに基本施策に盛り込み、農業生産活動や集落の振興を目指します。また、第3次計画からテーマとして掲げてきました「大分の野菜畑 豊後大野」を踏襲し、より一層のブランド定着に努めます。

計画の期間

令和3年度から令和7年度（5年間）

基本目標

魅力ある農業・農村をめざして

テーマ

大分の野菜畑 豊後大野

基本施策

• 持続的かつ安定的な農業経営の確立
• 多様な担い手の確保・育成
• 収益力の向上をめざした生産振興
• 地域資源を活かした農村づくり

第4次豊後大野市農業振興計画[PDF：2MB]