公開日 2021年2月26日
最終更新日 2021年2月22日
第2次豊後大野市健康づくり計画「あけあじ健康21」では、市民みんなで健康づくりに取り組む行動目標として、「ぶんごおおの健康づくり10か条」をかかげています。その第1条が「朝ごはんを食べよう」ということをご存知でしょうか。
私たちは1日3回の食事で必要な栄養素を取り入れていますが、その中で1日のスタートを切るために大切なのが朝ごはんです。
抜くことなく毎日食べていますか?
1日を元気に過ごすためにも朝ごはんをしっかり食べることが大切です。
朝ごはんを食べて、脳や体のスイッチオン
朝ごはんは脳のエネルギー源となるだけではなく、寝ている間に下がった体温をすぐに上げて、活動しやすい体にします。
朝ごはんを食べる習慣がある子どもは、学力テストや体力測定の結果がよいと報告されています。
朝ごはんを食べないといけないのは子どもだけ?
朝ごはんを食べないと体にどのような影響があるのでしょうか。
朝ごはんを抜いて1日の食事回数を少なくすると、肝臓での中性脂肪やコレステロール合成が増大します。1日のエネルギー摂取量を同じにしても、食事回数が少なくなるほど体脂肪の蓄積が増加し、血清コレステロールや中性脂肪が高くなります。すなわち、肥満や脂質異常症の原因の一つとなります。
朝ごはんを食べない習慣は、肥満、脂質異常症等の生活習慣病の発症を助長することになります。
(引用)文部科学省「家庭で・地域で・学校でみんなで早寝早起き朝ごはん~子どもの生活リズム向上ハンドブック~」
子どもだけではなく、大人にとっても朝ごはんは大切です。
朝ごはんを手軽に楽しむポイント
1. 下ごしらえは前日に
夕食の片付けをしながらの下ごしらえで、朝は簡単に
2. 常備食を用意する
冷凍食品・レトルト食品を上手に利用
*すぐに食べられる食材も準備しておく(バナナ、牛乳、ヨーグルト など)
3. 3つの色をそろえる
「食品」に含まれている栄養素やその働きごとに、3つのグループに分けることができます。これらの食材を食事でまんべんなくそろえたメニューにすることを心がけてください。
【3色食品群】
(引用)文部科学省 小学生用食育教材「たのしい食事つながる食育」(平成28年2月) 児童用(中学年)