公開日 2021年2月12日
最終更新日 2021年2月10日
生活支援体制整備事業とは
近年、1人暮らしの高齢者や高齢夫婦世帯の増加等を背景に、家族内による高齢者に対するケアが困難になってきていることや、公的制度では対応が困難なケースも存在することから、地域住民相互の支え合いが求められています。
また、高齢者の積極的な社会参加は、地域における支え合いの担い手としての社会的役割を得るだけでなく、高齢者自身の生活に対する意欲を高め、自らの介護予防にも効果があります。
そこで、本市においては、平成28年度から「生活支援体制整備事業」に着手し、多様な日常生活上の支援体制の強化及び高齢者の社会参加の推進に取り組んでいます。
「生活支援コーディネーター」と「協議体」
「生活支援コーディネーター」は、高齢者の生活支援サービスの体制整備を推進していくことを目的に、地域において、生活支援サービスの提供体制の構築に向けたコーディネート機能を果たす人のことをいいます。
本市では、豊後大野市社会福祉協議会に委託し、市全体を区域にする第1層生活支援コーディネーターと、日常生活の範囲に相当する各町を区域とする第2層生活支援コーディネーターを配置し、日常生活支援に関する地域住民に対する普及啓発や、住民主体の支え合いメニューの創出に取り組んでいます。
また、「協議体」は、各層の生活支援コーディネーターと生活支援サービスの提供主体等が参画し、定期的な情報共有及び連携強化の場として、中核となるネットワークのことをいいます。
現在、本市における協議体は、第2層協議体を地区社協福祉協議会を核としてネットワークを広げていく方向で位置づけを行ない、第1層協議体は、地区社会福祉協議会の代表者と市全域や地域で活動している各種団体の代表者が参画し、平成30年度に設置しました。
地域の「通いの場・集いの場」について
生活支援コーディネーターの業務である「地域資源の情報収集」において市民に聞き取りを行い、作成しました(豊後大野「通いの場・集いの場」第2弾)を紹介します。各町のコミュニティカフェ、いきいきサロン、老人クラブ、元気の出る体操教室を中心にまとめています。
詳細は豊後大野市社会福祉福祉協議会のホームページの地域福祉事業、通いの場・集いの場を参照ください。