公開日 2019年3月4日
最終更新日 2019年3月4日
住宅用火災警報器の設置はお済みですか?
豊後大野市では平成18年6月から新築住宅には住宅用火災警報器(以下「住警器」)の設置が義務になりました。また、平成23年6月からは既存住宅を含むすべての住宅に設置が義務になりました。
新築住宅に加え、既存住宅についても設置が義務化になって間もなく10年を迎えます。まだ設置していないお宅は、火災から大切な生命を守るために必ず設置しましょう。
お手入れはしていますか?
初期の頃に設置された住警器の中には劣化や電池切れが生じているものがあると思われます。せっかく取り付けた住警器も、いざというときに正常に機能しなければ意味がありませんので、万が一に備え日頃からお手入れをお願いします。
本体の清掃
ホコリなどが付くと感知しづらくなりますので、次のようなことに注意してお手入れをする必要があります。
・汚れなどが目立ってきたら、年に1回程度、中性洗剤を浸して十分絞った布で外観の汚れをふき取ります。
・ベンジンやシンナーなどの有機溶剤は絶対に使用しない。
・水洗いはしない。
・機器を分解したりすると故障の原因につながるので、清掃する場合でも分解しない。
作動点検
住警器のボタンを押すか引き紐を引いて警報音が鳴るか確認します。もし音が鳴らないときは、電池切れや故障している場合が考えられますので、電池交換または機器の交換をお願いします。
電池交換
住警器に使用されている電池の寿命は製品により異なります。電池切れの場合には、火災時(点検時)とは異なる音声や作動灯の点滅でお知らせしてくれますので、電池を交換してください。
※電池切れをお知らせする音声等はメーカーや製品により異なりますので、取扱説明書をご確認ください。
本体の交換
住警器は古くなると、中の電子部品が劣化し火災を感知しなくなることがあるため、とても危険です。
10年を目安に本体の交換をおすすめします。
悪質な訪問販売等にご注意ください
住警器の設置義務化に伴い、強引に購入を勧めたり、高額な金額を請求する等の悪質な訪問販売が全国で報告されています。
消防署が住警器を販売したり業者に委託することはありませんので、ご注意ください。