公開日 2018年11月9日
最終更新日 2018年11月5日
木々もだんだんと色づき、すっかり秋ですね。秋といえば芸術の秋。
現在朝倉文夫記念館では、秋にぴったりな、たくさんの催しを開催中です!
まず朝倉文夫記念文化ホールでは第14回大分アジア彫刻展を開催しています。
アジアの国と地域に住む作家を対象とした、彫刻の国際公募展で、審査を経て選ばれた入賞・入選作品30点を展示しています。表現も素材も多種多様な、いろんな国の作品を一同にご覧いただけます!
同時開催の、大分県内の小中学生を対象とした「おおいたこども彫刻展」も是非ご覧ください!大人に負けじと、力作揃いですよ。
次に、朝倉文夫記念館横の円形広場では「第33回国民文化祭・おおいた2018」「第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会」の豊後大野市におけるリーディング事業、巨大寝ころび招き猫を展示中です!
この作品は、朝倉文夫が数多くの猫の作品を制作したことにちなんで、猫をモチーフとした木彫作品です。
朝倉文夫の母校である東京藝術大学の深井隆教授をリーダーとする10名の彫刻家によって、10日間かけて制作、9月2日に完成・公開しました。
高さ3.7メートル・幅10.4メートル・奥ゆき2.5メートルととっても巨大ですよ~!
【撮影:竹内康訓】
10月21日(日曜日)には、関連事業としてワークショップ「絵馬をつくろう!」を開催しました!
「巨大寝ころび招き猫」の制作者を含む、東京藝術大学の3名の方を講師に、3人が作ってくれた猫型の特製絵馬に自由に絵を描くというワークショップでした。
午前と午後の2部開催しましたが、ここでは午前の部の様子をご紹介します。
【撮影:竹内康訓】
講師の3名。右から、山口桂志郎さん(東京藝術大学非常勤講師)、成田麻美子さん、川口佳緒里さん(東京藝術大学大学院美術研究科修士課程2年)
【撮影:竹内康訓】
2種の絵馬から好きな方を選び、まずはやすりで形を整えていきます。
【撮影:竹内康訓】
下書きができたら、色塗りスタートです!
【撮影:竹内康訓】
みんなとっても熱中して色を塗っています。
【撮影:竹内康訓】
色塗りが終わったら、裏に願い事を書いて、赤い紐を結んで、完成!
【撮影:竹内康訓】
最後はみんなで記念撮影!とっても素敵な作品ができあがりました!
現在、今回ご紹介できなかった午後の部の作品と併せて、「巨大寝ころび招き猫」のそばに展示中です。
もう少ししたら本人に返却するので、作品を見れるのは今だけですよ~
【撮影:竹内康訓】
また、ここでご紹介した写真はすべて、大分市の写真家 竹内康訓さんによるものです。
第一駐車場近くのギャラリーやすらぎにて開催中の「巨大寝ころび招き猫制作記録写真展」で展示している写真も、竹内康訓さん撮影!
「巨大寝ころび招き猫」が完成に至るまでの様子を、迫力満点の写真でご紹介しています。こちらもお見逃しなく!
今回ご紹介した「第14回大分アジア彫刻展」、「おおいたこども彫刻展」、「巨大寝ころび招き猫」、「巨大寝ころび招き猫制作記録写真展」は、いずれも11月25日(日曜日)までの開催です。
用作公園で開催中の「第37回用作観光もみじ祭り」と併せて、是非お越しください!
(2018年11月5日 M.S.)