公開日 2018年10月15日
最終更新日 2018年10月11日
7月26日から9月9日まで朝倉文夫記念文化ホールで開催した「画業60年小川善規回顧展2018」。
ここでは会期中に開催したふたつの関連事業を前編・後編にわたりご紹介しています。
前編は、7月29日に行なったシンポジウムについて、今回の後編では8月5日に行なったワークショップについてご紹介します!
小川善規さんは、裸婦をモチーフとした油彩画を制作するにあたり、たくさんの裸婦デッサンを描きます。
それはパステルで描かれるのですが、パステルのやわらかな質感と色合いががとてもきれいなんです。
そこで、今回のワークショップでは、小川さんのようにパステルを使って人物デッサンを行ないました!
はじめは画材に慣れるために画用紙にぐるぐると丸を描きます。
ウォーミングアップができたらいよいよデッサン開始です。
まず10分間のクロッキーを2ポーズ行ないました。
クロッキーは「速写」とも言い、対象を素早く描写することを指します。
短い時間で描くからこそのスピード感や思い切りのあるのびのびとした線がみなさん素敵です!
クロッキーの後は、50分間とじっくり時間をかけ1ポーズのデッサンを行ないました。
時間が長い分悩みながらも、みなさん熱中して描いていました。
最後はみんなの作品を並べて講評タイム。
昨年の夏、朝倉文夫記念文化ホールで展覧会をした画家、佐藤曻さんもワークショップの様子を見に来てくださり、
講評に急遽参加したため、小川さんと二人での、とても豪華な講評タイムとなりました!
パステルは小川さんから参加してくださったみなさんへのプレゼント!ということで、
是非またお家でもパステルを使った制作をしていただけたら嬉しいです^^
(M.S.)