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豊後大野市名誉市民

公開日 2018年3月27日

最終更新日 2018年3月27日

豊後大野市では、「豊後大野市名誉市民条例」を制定しています。公共の福祉を増進し、又は学術若しくは技芸の進展に寄与し、その他社会文化の興隆に貢献した功績が卓絶で、市の誇りとして市民の尊敬を受ける方に、豊後大野市名誉市民の称号を贈り、長くその栄誉を称えます。

豊後大野市名誉市民 朝倉文夫(あさくらふみお)

豊後大野市名誉市民 朝倉文夫 画像

登録番号 第1号     顕彰年月 昭和61年9月

氏名(ふりがな)   朝倉文夫  (あさくら  ふみお)

生年月日      明治16年3月1日

出 生  地             上井田村(現豊後大野市朝地町)

  

略歴

1883(明16) 大野郡上井田村(現 豊後大野市朝地町)に生まれる
1903(明36 20歳) 東京美術学校(現 東京芸術大学)彫刻選科に入学
1907(明40 24歳) 同校彫刻選科卒業、卒業制作「進化」
下谷区(現 台東区)谷中天王寺にアトリエ新築
1908(明41 25歳) 第2回文展「闇」2等賞(初出品最高賞)
1909(明42 26歳) 東京美術学校研究科修了
第3回文展「山から来た男」3等賞(文部省買上)
1910(明43 27歳) 第4回文展「墓守」2等賞(文部省買上)
1911(明44 28歳) 第5回文展「土人の顔(其二)」3等賞(文部省買上)
1912(大 1 29歳) 第6回文展「若き日の影」3等賞(文部省買上)
1913(大 2 30歳) 第7回文展「含羞」2等賞
1914(大 3 31歳) 第8回文展「いづみ」2等賞
1916(大 5 33歳) 文展審査員となる
1919(大 8 36歳) 帝展審査員となる
1921(大10 38歳) 東京美術学校教授に就任
1926(昭 1 43歳) 朝倉塾としての活動を開始する
1934(昭 9 51歳) アトリエを改築、朝倉彫塑塾とする
1944(昭19 61歳) 帝室技芸員となる
1947(昭22 64歳) 日本芸術院会員
1949(昭24 66歳) 日展常任理事
1958(昭33 75歳) 日展顧問となる
1961(昭36 78歳) 台東区名誉区民推戴
1964(昭39 81歳) 急性骨髄性白血症にて没する

叙位叙勲等栄典事項

1944(昭19 61歳) 勲四等、瑞宝章受章

1948(昭23 65歳) 第6回文化勲章受章(大分県、彫刻界で初)

1951(昭26 68歳) 文化功労者となる

功績事項

彫刻界の重鎮として活躍し、全国各地に数多くの作品を残す。

官展審査員として、また、東京美術学校や朝倉彫塑塾で多くの後進を育成し、日本近代彫塑の基礎を築いた。

お問い合わせ

市長室 秘書政策係
電話:0974-22-1001(内2005)