3月12日

その1

豊後大野市が生んだ深田光霊先生を創始者とする淡窓伝光霊流の会員である淡窓伝光霊流三重詩道会の発会50周年記念吟剣詩舞道大会が、多くの会員の皆さまの参加の下エイトピア大野で開催されました。
工藤光透子会長をはじめ会員の皆さまには日頃から詩道会にて研究、研鑽を重ねられ市の文化発展に寄与していただいておりますことにお礼を申し上げます。

深田光霊先生は旧上緒方村(現豊後大野市緒方町)木野にて出生されました。私も緒方町の生れであり、くしくも緒方中学校の恩師であり、二年生の担任が光霊先生の令婿であられる深田英明先生でした。当時から先生の吟詠に親しんだことも懐かしく思い出されますし、あの時の教えていただいた吟調は今でも口ずさむことができます。緒方町公民館の玄関には多くの光霊先生を慕う皆さまの手により、先生の胸像が建てられており、集う皆さまの耳目を集めています。それらを含めて今回の五十周年の記念の祝辞を申し上げますことにご縁を感じざるを得ません。
今日、日本の吟詠人口は320万人とも言われていますが、その中にあって淡窓伝光霊流の位置はとても大きく、燦然と輝いているといっても過言ではないでしょう。音楽的、情緒的かつ文学的で気品ある吟調は人の心を感動で震わせてやみません。
三重町支部の皆さまには長年にわたり宗家の「言葉に宿る霊妙な力」を胸にとどめ、日々の暮らしの中で鍛錬され、また、機会あるごとに多くの皆さまにご披露することにより、光霊流吟詠の素晴らしさを、広めていただきました。今後も工藤支部長さんを先頭にますますのご活躍を期待申し上げます。
平成三十年には第33回の国民文化祭が大分県で開催されます。私たちが誇る文化である淡窓伝光霊流の吟詠を高らかに格調高く詠いあげていただくことを心から祈念申しあげます。

その2

宮崎県高千穂町で開催された平成28年度主要地方道緒方-高千穂線国道昇格期成会総会に出席し、副会長として早期改良に向けての取組の推進を確認しました。
出席者は会長の衛藤征士郎衆議院議員、会長代行の江藤拓衆議院議員、副会長内倉信吾高千穂町長、幹事長緒嶋雅晃宮崎県議会議員、副幹事長小野順一豊後大野市議会議長、副幹事長佐藤節生高千穂町議会議長と参与の亀井敏和大分県豊後大野土木事務所長、同じく参与の大坪正和宮崎県西臼杵支庁次長、事務局長は羽田野房徳豊後大野市建設課長、事務局長代行は佐藤雄二高千穂町建設課長です。