公開日 2017年3月29日
最終更新日 2017年3月29日
3月7日
その1
岩切知美さんと黒野徹さんが県表彰を受賞され、その報告にいらっしゃいました。
受賞おめでとうございます。
岩切知美さんは、祖母から教わった豊肥地区の郷土料理「鶏汁」を、次世代に残したいという思いから起業を決意し、食品加工業を開始されました。大学で学んだ栄養学と、息子3人を育てた経験を基に、県産の農産物のみを使用した「豊後おがたん鶏汁」を商品化し、研究を重ね無添加へのこだわりやパッケージの改良など、試行錯誤を繰り返しながら、県産素材のスープや、ジビエを使ったレトルト商品も開発されました。現在はデパートや空港などで販売するまでになっています。
今回の受賞は女性の社会進出を推進するため、各種分野で意欲的に活躍する女性に贈る「県女性のチャレンジ賞」です。県内では3人と2団体が受賞されました。
黒野徹さんは豊後大野市フィールドワーク講師団代表として人権尊重社会づくり推進功労者顕彰を受賞されました。
人権講師団によるフィールドワークの学習プログラム(「むら」を歩く)は、平成16年度・17年度に確立されました。その大きな目的は、部落差別を観念的に捉えるのではなく、現地学習を通して部落の起こりや差別の歴史と現実について自らの目で確かめることを目的としています。そのために、現地を案内する講師としてフィールドワーク講師団を平成19年から組織し、当初は8名の講師を養成されましたが、次第に市役所や教職員退職者で本事業に賛同する者を講師として養成され、現段階では15名の登録者がいます。毎年、15団体から20団体(年間約300名)の申込みがあります。年間2回の講師団会議を開催し、それぞれの担当した研修の中で新たな発見や疑問点を出し合い、深みと広がりのあるフィールドワーク研修の確立に尽力されています。本日は同じ同講師団の石川英雄さんも同席されました。
その2
平成28年度 民生委員・児童委員 ブロック別研修会が清川町神楽会館にて開催され、歓迎のごあいさつを申し上げました。
昨年12月に新たな民生委員、児童委員の皆さんが厚生労働大臣から任命されました。今後のご活躍を期待申し上げますとともに社会福祉向上にご協力をお願い申し上げました。