公開日 2017年2月11日
最終更新日 2017年2月14日
大分市内のホテルで行われた大分県主催の原子力防災対策に係る研修会に参加しました。
内容は伊方発電所3号機の安全対策について田多賢二四国電力原子力本部本部付部長が、愛媛県の伊方発電所に対する安全対策及び防災対策について景浦久愛媛県県民環境部防災局原子力安全対策課長が講演をされました。
私は重大事故の際の愛媛県民の避難については最大限の協力と受け入れをすることを申し上げました。ただし、事故の規模によっては豊後大野市民への避難を含めたあらゆる対応も考えなければならず、その時に絶対安全ですとの約束は本市民にできない状況です。このように避難を考えなくてはならない状況がありうるということは福島の事故で証明されたわけで、絶対に安全とは言えないことも国民共通の理解となったところです。福島と同じリスクを負わないためには廃炉に向けた取組を進めてほしいと思います。
本市でも国が進めている分散型エネルギーの推進については、地域資源を最大限活用することで可能であると考えています。
6日に福岡県みやま市で開催された環境省主催の日独自治体エネルギー会議はまさに脱原発を実施しているドイツのエネルギー事情の現状と都市公社の取組についての会議でありました。速やかに脱原発の取組を加速させていただきたいとの意見を申し上げました。
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