公開日 2016年4月20日
最終更新日 2016年4月20日
4月20日
その1
4月14日21時26分に発生した熊本県熊本地方を中心とするマグニチュード6.4、最大震度7の地震発生からの推移についてご報告します。
豊後大野市での震度は清川町で震度4、ほかの6町は震度3でした。
市では21時35分に災害対策連絡室を設置しました。その後15日17時に災害対策連絡室を解散しました。この間の被害届はありませんでした。
4月16日1時25分ごろに熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード7.1、最大震度7の地震が発生し、豊後大野市では震度5強の震度となりました。
ただちに1時35分に災害対策本部を設置し、16時30分に市内7か所での避難所を開設し、市民に対して自主避難所開設情報を流して防災体制の強化を行ないました。
深夜から大雨が予想されたことから、16日17時30分には避難準備情報を市内全域の約16,400世帯、38,400人に発令するとともに、自主避難所を17か所に拡大しました。
その際の最大避難者数は358世帯、576人となりました。
翌日の4月17日には天候の回復に伴い、9時に避難準備情報の解除を行なうとともに、自主避難所を7か所としました。
また、16日の地震を受けて市内206地区の自治委員さんと担当する民生委員さんに、要援護者の確認と避難等の対応が必要となった場合の支援並びに各地区の地域担当職員との連絡を密にしていただくよう、豊後大野市社会福祉協議会とともにお願いをしました。また、災害福祉避難所に指定している市内7つの法人の皆さまにも要援護者の受け入れ準備についてのお願いをしたところです。
この間の主な被害としては住家被害として裏山崩壊による窓ガラス破損が1件、道路被害として県道1件、市道3件、林道2件があり、市道2件(小原湯ノ迫線、高畑細長線)については一時通行止めになりましたが、その後復旧し、15時には解除しました。水道施設については緒方町の中野簡易水道、徳田簡易水道、小原簡易水道において濁度が生じたため、市の給水車にて給水を開始しました。その後2施設は復旧しましたが、中野簡易水道のみ検査結果待ちとなっています。
4月18日20時42分に熊本県阿蘇地方を震源とするマグニチュード5.8、最大震度5強の地震が発生し、豊後大野市では清川町で震度4でした。これを受けて市内7か所の避難所を10か所に増設したところです。
避難者数は154人となりました。
また、豊後大野市民病院では被災地である阿蘇地方の病院からの要請で人工透析患者さん7人の受け入れをしています。今後さらに要援護者受け入れの要請があれば、先に述べました市内の各高齢者、障がい者施設での受け入れをお願いすることとなります。また、被災地からの避難による住宅提供については、現在のところ市営住宅11戸の確保を行なっています。
今後については当面の間現体制としていますが、状況の変化に柔軟に対応してまいります。変更が生じた部分については暫時音声告知放送にて市民の皆さまにお知らせしてまいります。
なお、地震の発生から今日まで、多くの皆さまからお見舞いやご心配の声をかけていただきました。ありがとうございました。特に本市と友好交流都市であります東京都台東区からは、随時被害状況と救援物資等についての問い合わせをいただきました。服部征夫区長さんからも直接応援の申し出もいただいたところです。この場をお借りして心からお礼申し上げます。
私も16日以来庁舎に詰めておりますが、幸い今のところ大きな被害がないことに安どしています。この先どのようになっていくのかめどは立ちませんが、何とか収束の方向に向かってほしいと願っています。
その2
平成28年度豊後大野市食生活改善推進協議会の総会に出席し、日頃から、食育や健康づくりの活動に積極的に取り組んでいただいていることに感謝を申し上げました。