公開日 2015年3月1日
最終更新日 2021年7月10日
重要有形民俗文化財
尾崎の石風呂
緒方では、石風呂のことを塩石(えんせき)と呼んでおり、寛永年間(17世紀前半)に掘削されたと伝えられている。凝灰岩の岩壁に高さ2m、横幅80cmの入口が掘られた横穴二段式の石風呂で、上段の浴室は、高さ1.5m、面積約4平方m。下段の火室で薪を燃やし、熱くなった床石に「石菖」という薬草を敷き、水をかけ蒸気をたて、入口にムシロを下げて入浴する。石風呂入口右上には薬師如来が安置されており、医療的な目的が窺える。
所在地:緒方町小宛 指定年月日:昭和43年5月31日
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