公開日 2015年3月1日
最終更新日 2021年7月10日
国登録記念物
蝙蝠の滝
大野川の上流にある、高さ約10m・幅約120mの馬蹄形の絶壁を流れる滝。上空から見ると、まるで蝙蝠が羽根を広げた様に見えることから、この名前がついたとされる。明治5~8年には、竹田犬飼間を結ぶ舟路(しゅうろ)開削(かいさく)の難工事が行われ、蝙蝠滝では、絶壁を迂回するために舟路が開削された。舟路は「蝙蝠滝舟路跡」として平成7年に大分県指定史跡となり、その後、滝本体が国登録記念物となり、注目を集めている。
所在地:朝地町上尾塚・緒方町草深野
登録年月日:平成19年7月26日
沈堕の滝
雪舟により描かれた滝として有名。幅約100m高さ約20mの雄滝と幅約4m高さ約18mの雌滝で構成される。雄滝は明治から大正期に構築された発電所堰堤(えんてい)建築により昔の往時の影を無くしたが、平成8年に景観に配慮した修景工事が行われ、『豊後国志』に記述された「垂直分かれて十三条となる」の景観を取り戻した。
所在地:大野町矢田・清川町臼尾ほか
登録年月日:平成19年7月26日
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