公開日 2024年9月20日
最終更新日 2024年9月20日
コンバインによる作業に注意してください。
9月に入り全国的には稲刈りの時期を迎え、コンバインによる死亡事故が多発しております。直近では9月8日~15日にかけて、全国で6件の死亡事故が発生しております。
令和6年9月8日~15日の事故事例
発生日 | 事故事例 |
---|---|
8日 | コンバインの下敷きになり農作業中の男性死亡 |
8日 | コンバインが横転し下敷きになり76歳の男性死亡 |
10日 | 軽乗用車がコンバインに追突し農家の男性が死亡 |
13日 | コンバインで農作業中の男性が水路に転落して死亡 |
14日 | 父親の運転するコンバインが倒れ下敷きになり37歳の男性が死亡 |
15日 | 夫と2人で稲刈り中コンバインに巻き込まれ女性死亡 |
農林水産省農産局技術普及課より発行されている「農作業発生事故(7月分速報・今月のワンポイント」にて、「コンバインによる事故」について掲載しておりますので、こちらもご覧ください。
農作業死傷事故の発生状況:農林水産省 https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/jikojoho.html
これから稲刈り本番となる農家の方々も多いと思いますので、コンバインの運転には、より一層の注意をお願いします。
そのほかでの作業でも、安全作業に心掛けてください。
農作業の安全と事故防止について
農作業でトラクターや田植え機を運転したりする時、ほんの少しの不注意で転落・横転など大きな事故につながる場合があります。
また、草刈機やチェーンソーを使用することもあるかと思いますが、便利である反面、使い方をひとつ間違えると、自分自身だけでなく周囲の方を事故に巻き込む場合があります。
さらに、農繁期である夏から秋にかけては、落雷や台風による強風・増水などの自然災害の危険が増し、 高温による熱中症が起きやすい季節です。
このような農作業中の事故は、農機の特性を理解して運転・使用すること、天気予報に注意し、天候が急変したときには早めに安全の確保を図る、暑いときには日影で休憩し、十分な水分・塩分を補給すること等により、未然に防止することが可能です。
農作業の安全を確認して事故を防止しましょう
農林水産省「農作業安全対策」ホームページ
(http://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/index.html)