麦類赤かび病の注意情報(防除徹底と追加防除について)

公開日 2026年5月7日

概要

赤かび病は麦類の最も重要な病害です。空気伝染性の病害であり、開花後の葯などから侵入することが主な感染経路です。乳熟期ごろから穂に病斑が発生し、穂の一部または全部を変色・枯死させます。病斑は二次感染源となります。開花期から乳熟期にかけて曇天や降雨が続き、気温が20℃以上の比較的高温になった際に発生が多くなります。

本病はかび毒(デオキシニバレノール:DON)を生成することが知られており、赤かび病被害粒が農産物検査で発見されれば規格外となります。また、かび毒の検査で基準値(1.0mg/kg)を超えるDONが検出された場合は出荷停止となるなど生産者の経営はもとより産地全体に影響しうる病害です。

対策

麦類の赤かび病について、4月16日付で注意報が発出されており、豊後大野市でも一部圃場で発病が確認されています。今後も曇天や降雨が続く予報が出ており、赤かび病の好適条件が続くことで被害の拡大が懸念されます。麦類を作付けしている方は、被害拡大防止のため以下の点を実践されるようお願いします。

1回目防除を実施済の方

2回目防除の適期は1回目防除実施の7~10日後です。適期を逃さず確実に防除を行いましょう。適期に降雨の予報がある場合、前倒しで防除を行いましょう。

※他地区では2回防除実施済圃場でも発病が確認された事例が報告されています。2回防除実施後に赤かび病の発病が認められた場合は早急に3回目防除を実施しましょう。

防除を未実施の方

1回目防除の適期は以下のとおりです。適期を逃さず確実に防除を行いましょう。適期に降雨の予報がある場合、前倒しで防除を行いましょう。

大麦の場合:葯殻抽出期(出穂期※から12~14日後が目安)

小麦の場合:開花期(出穂期※から7~10日後が目安)

※「出穂期」とは圃場全体で40~50%の穂が出た時期です。圃場で最初に穂が出始めてから数日後になります。

薬剤の選定について不明な点がある場合は、お近くのJA等農薬取り扱い店または振興局にご相談ください。薬剤散布をされる際はラベルに記載の散布量や使用時期を遵守ください。

令和8年度_注意報第1号_大分県_麦類_赤かび病[PDF:508KB]

本情報についてのお問い合わせ先

大分県豊肥振興局 生産流通部 地域営農・水田活用第一班

TEL:0974-63-1301 FAX:0974-63-3585

お問い合わせ

農業振興課
補足:農業振興係【0974-22-1091(直通)】
TEL:(代表)0974-22-1001

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