公開日 2025年2月7日
2025年1月、韓国国内外で積極的な活動を展開している「機張(キジャン)青少年リコーダー合奏団」が、三重東小学校を訪れ、子どもたちと交流事業を行いました。
第1部は、リコーダー合奏団による演奏です。小学4年生から6年生までの児童に素晴らしい演奏を披露してくれました。
プログラムの中には、機張郡の子どもたちが曲に合わせてかわいい振り付けをする演出や、日本の子どもたちにも馴染みのある楽曲も組み込まれ、子どもたちは時折、手拍子も交えて演奏を楽しみました。
約10曲の演奏を聴いた後、三重東小学校の児童から元気いっぱいの校歌をお礼として唱いました。
さまざまな音色で奏でられたそのハーモニーは、子どもたちの心に残るとても貴重な体験となりました
第2部は小学5年生との交流会です。児童が6種類の遊びのコーナーを準備し、合奏団の皆さんに、それぞれチャレンジしてもらう企画を用意しました。
けん玉やお手玉、紙鉄砲といった日本の遊びを初めて体験する合奏団の子どもたちに、言葉の壁を越えて懸命に説明しようとする児童の様子がとても印象的でした。
お手玉を楽しむ合奏団の皆さん 紙鉄砲で一緒に遊びましょう(^^)/
交流に至った経緯
令和6年(2024年)10月8日、これまでの長きにわたる交流を記念し、また、これまで以上に幅広い分野で連携し、両都市のさらなる繁栄と発展を図るため、韓国機張郡と友好交流意向書の締結を行いました。
この度、機張郡より機張青少年リコーダー合奏団との交流事業の提案があり、三重東小学校で実施することとなりました。
今後も、文化・芸術・スポーツなどの交流を通じ、文化や価値観の違いに直接ふれあうことで、市民、子どもたちの国際感覚の醸成に寄与していきます。
機張(キジャン)青少年リコーダー合奏団の紹介
2003年に結成された機張青少年リコーダー合奏団は、機張郡内の小中学生で構成され、これまで、「木の十字架少年合唱団(パリ)」や「ウィーン少年合唱団」との共演をはじめ、韓国国内はもとより、台湾やベトナム、カンボジアなど、海外でも積極的に公演を行っている合奏団です。