○豊後大野市森林・山村多面的機能発揮対策事業補助金交付要綱

平成31年1月17日

告示第11号

(趣旨)

第1条 この告示は、地域住民等の活動組織が協力して実施する里山林をはじめとする森林の保全管理や山村地域の活性化に資する取組の促進を図るため、森林・山村多面的機能発揮対策実施要綱(平成25年5月16日付け25林整森第59号農林水産事務次官依命通知)、森林・山村多面的機能発揮対策実施要領(平成25年5月16日付け25林整森第74号林野庁長官通知)及び森林・山村多面的機能発揮対策交付金交付要綱(平成25年5月16日付け25林整森第60号農林水産事務次官依命通知)に基づき、活動組織が事業を実施するのに必要となる経費に対して公益財団法人森林ネットおおいた(以下「地域協議会」という。)が助成する経費に対し、予算の定めるところにより補助金を交付することについて、豊後大野市補助金等交付規則(平成17年豊後大野市規則第50号。以下「規則」という。)に定めるもののほか、必要な事項を定めるものとする。

(補助対象活動及び補助金額等)

第2条 補助金の補助対象となる活動の種類及び活動内容、使途並びに補助金額は、別表に定めるとおりとする。

(補助金の交付申請)

第3条 補助金の交付を受けようとする地域協議会は、豊後大野市森林・山村多面的機能発揮対策事業交付申請書(様式第1号)に次に掲げる書類を添えて、市長に申請しなければならない。

(1) 事業計画書(様式第2号)

(2) 収支予算書(様式第3号)

(3) その他市長が必要と認める書類

(補助金の交付決定)

第4条 市長は、前条の規定による申請書の提出があったときは、速やかに当該申請書の内容を審査し、補助金を交付するものと決定したときは、豊後大野市森林・山村多面的機能発揮対策事業補助金交付決定通知書(様式第4号)により、地域協議会に通知するものとする。

(記載事項の変更承認申請)

第5条 補助金の交付決定を受けた地域協議会が、第3条の規定により提出した書類の記載事項に変更(市長の定める軽微な変更を除く。)を加えようとするときは、豊後大野市森林・山村多面的機能発揮対策事業変更承認申請書(様式第5号)により、あらかじめ市長の承認を受けなければならない。

(申請の取下げ)

第6条 補助金の交付決定を受けた地域協議会は、当該通知を受けた日から起算して15日以内に、豊後大野市森林・山村多面的機能発揮対策事業中止(廃止)承認申請書(様式第6号)により申請の取下げをすることができる。

(着手届及び完了届)

第7条 補助金の交付決定を受けた地域協議会が、事業に着手したときは、豊後大野市森林・山村多面的機能発揮対策事業着手届(様式第7号)を、事業が完了したときは、豊後大野市森林・山村多面的機能発揮対策事業完了届(様式第8号)を遅滞なく市長に提出しなければならない。

(調査及び報告)

第8条 市長は、必要があると認めたときは、地域協議会に対し事業の施行について調査し、又は報告を求めることができる。

(完了検査)

第9条 市長は、第7条の規定による事業完了届を受理したときは、検査員をして事業の完了検査を行わせるものとする。

(補助金の交付方法)

第10条 補助金は、精算払の方法により交付する。

(実績報告)

第11条 地域協議会は、完了検査終了後、遅滞なく補助事業の成果を記載した豊後大野市森林・山村多面的機能発揮対策事業実績報告書(様式第9号)に次に掲げる書類を添えて、市長に提出しなければならない。

(1) 事業実績書(様式第2号)

(2) 収支精算書(様式第3号)

(3) その他市長が必要と認める書類

(補助金の交付請求)

第12条 地域協議会が、補助金の交付を請求しようとするときは、豊後大野市森林・山村多面的機能発揮対策事業交付請求書(様式第10号)に補助金交付決定通知書の写しを添えて市長に提出しなければならない。

この告示は、公示の日から施行し、平成30年度の予算に係る補助金から適用する。

別表(第2条関係)

活動の種類及び活動内容

使途

補助額

地域環境保全タイプ

(里山林保全)

雑草木の刈払い・集積・処理、落ち葉掻き、歩道・作業道の作設・改修、地拵え、植栽、播種、施肥、不要萌芽の除去、緩衝帯・防火帯作設のための樹木の伐採・搬出、風倒木・枯損木の除去・集積・処理、土留め・鳥獣害防止柵等の設置、これらの活動に必要な森林調査・見回り、機械の取扱講習、安全講習、施業技術に関する講習、活動結果のモニタリング、傷害保険等

人件費、燃油代、傷害保険、賃借料、ヘルメット・手袋・安全靴・なた・のこぎり・防護服・事務用品等の消耗品、通信運搬費、書籍、委託料、印刷費等

1ha当たり

20,000円

地域環境保全タイプ

(侵入竹除去・竹林整備)

竹・雑草木の伐採・搬出・処理・利用、これらの活動に必要な森林調査・見回り、機械の取扱講習、安全講習、施業技術に関する講習、活動結果のモニタリング、傷害保険等

1ha当たり

47,500円

森林資源利用タイプ

雑草木の刈払い・集積・処理、落ち葉掻き、歩道・作業道の作設・改修、木質バイオマス・炭焼き・しいたけ原木・伝統工芸品原料のための未利用資源の伐採・搬出・加工、特用林産物の植付・播種・施肥・採集、これらの活動に必要な森林調査・見回り、機械の取扱講習、安全講習、施業技術に関する講習、活動結果のモニタリング、傷害保険等

1ha当たり

20,000円

森林機能強化タイプ

歩道や作業道等の作設・改修、鳥獣害防止柵の設置・補修、及びこれらの実施前後に必要となる森林調査・見回り

1m当たり

100円

教育・研修活動タイプ

森林環境教育、生物多様性保全の調査、体験林業の際の安全講習、移動のためのバス借上、森林施業技術の向上に向けた技術指導、傷害保険等

1回当たり

6,000円

(年度内上限6回)

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豊後大野市森林・山村多面的機能発揮対策事業補助金交付要綱

平成31年1月17日 告示第11号

(平成31年1月17日施行)