公開日 2020年7月8日
最終更新日 2020年6月16日
移行地域自然環境踏査(提案型)の実施
移行地域の調査研究事業を募集し、助成を行うことにより、移行地域の基礎的な調査研究を進めました。
令和元年度は植物や昆虫の調査を4件採択し、令和2年度中に調査が行われます。
ゾーニング検討
核心地域・緩衝地域の面積割合の再検討に係る図面の作成や関係機関との協議を行いました。
地域づくり情報交換会の実施
各地域内で活躍する民間団体等で情報交換及び意見交換を行い、綾ユネスコエコパークでの先進的な取り組みを学び、団体間の交流を深めました。
【実施日】令和元年12月14日
【場 所】綾ユネスコエコパークセンター(宮崎県綾町)
6市町交流キャンプの開催
豊かな自然の中で6市町の小学生が交流し、自然や伝統に触れることで心の豊かさを培い、環境保全への関心を高めながら郷土への愛着を醸成することを目的に実施しました。
土壌生物の観察や植物を使ったハーバリウムづくりなど自然に触れるプログラムを行いました。またユネスコエコパーククイズと題して、エリア内の市町に関するクイズ大会を実施し、お互いの市町のことを知る機会となりました。
祖母・傾・大崩ユネスコエコパーク解説冊子の制作
令和2年度完成を目標に、学術的な魅力を伝える解説冊子を作成しています。
子ども向け解説冊子の増刷
平成31年3月に作成した子ども向け解説冊子を増刷し、エリア内の小学校4年生から6年生に配布しました。
また令和2年3月に一部修正し増刷したものを、配布予定です。
シンポジウムの開催
エコパークの普及啓発活動のため、「第9回大分県自然環境研究発表会(主催:大分県自然博物推進委員会)」に共催し、セミナーを企画、実施しました。
【実施日】令和元年12月21日
【場 所】大分大学(旦野原キャンパス)
【内 容】講演会:「生物多様性と自然環境の保全について」(公財)日本自然保護協会 朱宮丈晴氏
報告会:移行地域自然環境助成事業報告(4団体)
※令和2年2月29日に豊後大野市と共催で開催予定であった「生物多様性普及のための講演会」は新型コロナウィルス感染症の拡大防止のため開催中止となりました。
エコパークの取り組みの情報発信
リーフレットの増刷やホームページによりエコパークの情報発信を行いました。
地域活動団体の活動紹介
エリア内で地域おこし・まちづくりに取り組む地域活動団体を紹介するパンフレット等を作成し、課題解決のモデルを提示・発信するとともに、民間団体の取り組みを紹介しました。
普及啓発グッズ等の情報発信
・登山者や自然愛好家向けに効果的に情報発信を行うため、九州の登山情報「季刊のぼろ(Vol.28 2020 春号)に祖母・傾・大崩ユネスコエコパーク特集(8ページ)を掲載しました。
また、この誌面を抜き刷りしたパンフレット(16ページ)を11,000部作成し、九州内の約70カ所のアウトドアショップなどに配布しました。
・祖母・傾・大崩ユネスコエコパーク総合ガイドマップの増刷を行いました。
・夏山フェスタ(令和元年6月 福岡市)、RWC2019 ファンゾーン(10月 大分市)や第10回日本ジオパーク2019おおいた大会(11月 大分市)等、イベントへ出店しました。
エコパークブランドの形成に向けた調査研究
有機農業や環境保全への配慮等、ユネスコエコパークの考え方に沿った取り組みを調査しました。継続実施します。
観光振興のための調査研究
日本文理大学(地域マネジメントコース)が実施した道の駅原尻の滝、道の駅宇目でのエコパークの来訪者調査(訪問目的、認知度等)に関する情報提供を受けました。
ガイド交流会(ガイドの活用)
エリア内で活動するガイドや案内人の方々を対象に学び合いや情報の共有、交流のきっかけづくりなどを目的に実施しました。
五ヶ所高原ゴマ姫の草原を守る会の方々から、五ヶ所高原の生態系や希少植物の保護・保全の取り組み、祖母山の山岳信仰の説明をいただき、意見交換を行いました。
【実施日】令和元年10月9日
【場 所】高千穂町五ヶ所高原 三秀台(宮崎県高千穂町)
入山状況調査
祖母・傾・大崩への登山者数の調査等を行うため、手動カウンターを9基制作しました。国有林使用許可や国定公園工作物新築許可申請等を行い、許可後に順次設置する予定です。
平成30年度に制作した1基は、祖母山神原登山口(竹田市)に設置しました。